篆書臨天発神讖碑軸

てんしょりんてんぱつしんしんひじく
     

天発神讖碑は、三国時代(3世紀)の呉の国に建てられた石碑です。特殊な書風と内容を持った碑として知られています。また呉を滅亡させる要因となった暴君の愚かさを象徴する石碑でもあります。書体・書法は篆書を主とし、隷書の筆意が混在しています。
三国時代の遺物は、魏のものがほとんどで、貴重な呉の書蹟です。しかし原石は北宋代から度々移転され、清の嘉慶年間(1806年)に火災で焼失し、今では拓本のみが伝わっています。
作者の汪洵(?~1915)は、清時代末の官僚で、晩年は上海で書画を売って生活しました。篆隷書を得意としましたが、特にこの作品は、文字の力強さと奇妙さがうまく臨書されており、原碑の雰囲気がよく再現されています。(漢字部 資料紹介 2017年8月号)

                                           
作品名篆書臨天発神讖碑軸
ふりがなてんしょりんてんぱつしんしんひじく
作者汪洵
国名中国
制作年清時代末期 光緒30年(1904)
寸法182.5×96.5cm
目録番号4A-3766

天発神讖碑は、三国時代(3世紀)の呉の国に建てられた石碑です。特殊な書風と内容を持った碑として知られています。また呉を滅亡させる要因となった暴君の愚かさを象徴する石碑でもあります。書体・書法は篆書を主とし、隷書の筆意が混在しています。
三国時代の遺物は、魏のものがほとんどで、貴重な呉の書蹟です。しかし原石は北宋代から度々移転され、清の嘉慶年間(1806年)に火災で焼失し、今では拓本のみが伝わっています。
作者の汪洵(?~1915)は、清時代末の官僚で、晩年は上海で書画を売って生活しました。篆隷書を得意としましたが、特にこの作品は、文字の力強さと奇妙さがうまく臨書されており、原碑の雰囲気がよく再現されています。(漢字部 資料紹介 2017年8月号)

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