行書臨麓山寺碑軸

ぎょうしょりんろくざんじひじく
     

作者の汪琨(1877~1946)は字を仲山といい、清時代後期から民国期に上海で活躍した画家です。山水画や花卉画に優れました。民国期には上海芸術大学の教授を勤めるなど後進の育成にも尽力しました。
本作の出典である麓山寺碑は、唐の玄宗皇帝(685~762)の時代に行書の名手と謳われた李邕(678~747)の代表作ので、石碑は湖南省長沙の嶽麓書院に現存します。李邕は「李思訓碑」の書者としても有名です。運筆は軽やかさの中に力強さがあり古くから行書の範とされています。
この作品は「麓山寺碑」5行目下方から36文字の臨書で、李邕の行書の特徴をよく表わし、明るくさっぱりとした筆使いの中にも豪快さを秘めています。(漢字部 資料紹介 2011年8月号)

                                               
作品名行書臨麓山寺碑軸
ふりがなぎょうしょりんろくざんじひじく
作者汪琨
国名中国
制作年清末~民国
寸法90.0×38.5cm
目録番号4A-0432
釈文神僧銀色化身丈餘指定 全模標建方面法物増備 檀供益崇広以凌雲之台 疏以布金之地 書於海上仲山汪琨

作者の汪琨(1877~1946)は字を仲山といい、清時代後期から民国期に上海で活躍した画家です。山水画や花卉画に優れました。民国期には上海芸術大学の教授を勤めるなど後進の育成にも尽力しました。
本作の出典である麓山寺碑は、唐の玄宗皇帝(685~762)の時代に行書の名手と謳われた李邕(678~747)の代表作ので、石碑は湖南省長沙の嶽麓書院に現存します。李邕は「李思訓碑」の書者としても有名です。運筆は軽やかさの中に力強さがあり古くから行書の範とされています。
この作品は「麓山寺碑」5行目下方から36文字の臨書で、李邕の行書の特徴をよく表わし、明るくさっぱりとした筆使いの中にも豪快さを秘めています。(漢字部 資料紹介 2011年8月号)

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