澹泊敬誠題字額

たんぱくけいせいだいじがく
     

避暑山荘は、中国・北東部、河北省承徳氏市に現存する清朝皇帝の離宮です。大きく宮殿区と苑景区にわかれ、宮殿区の正宮として中心的役割を果たすところが「澹泊敬誠殿」です。澹泊敬誠とは、私心を去り誠を尊ぶ中国の伝統的政治理念です。康熙帝(1654~172)の時に建てられた「澹泊敬誠殿」は、その後、乾隆帝(1711~1799)の代になって楠を主用材にして建て直されたため、「楠木殿」とも呼ばれています。「澹泊敬誠殿」の扁額も「避暑山荘」(下記 参考作品)の扁額とともに康熙帝の揮毫によります。

参考作品

避暑山荘題字額

                                               
作品名澹泊敬誠題字額
ふりがなたんぱくけいせいだいじがく
作者康熙帝
国名中国
制作年清時代前期 康煕年間(1796~1820)
寸法110.0×224.0×12.0cm
目録番号CK-0122
釈文澹泊敬誠

避暑山荘は、中国・北東部、河北省承徳氏市に現存する清朝皇帝の離宮です。大きく宮殿区と苑景区にわかれ、宮殿区の正宮として中心的役割を果たすところが「澹泊敬誠殿」です。澹泊敬誠とは、私心を去り誠を尊ぶ中国の伝統的政治理念です。康熙帝(1654~172)の時に建てられた「澹泊敬誠殿」は、その後、乾隆帝(1711~1799)の代になって楠を主用材にして建て直されたため、「楠木殿」とも呼ばれています。「澹泊敬誠殿」の扁額も「避暑山荘」(下記 参考作品)の扁額とともに康熙帝の揮毫によります。

参考作品

避暑山荘題字額

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