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帰ってきた!?らくがきのふしぎ展/中国近現代の書

     

本館 4階・5階展示室

開催日: 2020年6月20日 - 2020年8月30日カテゴリー:
帰ってきた!?らくがきのふしぎ展中国近現代の書
帰ってきた!?らくがきのふしぎ展

【展覧会概要】

2010年秋に開催した、らくがき展が、およそ10年ぶりに帰ってきました!

この展覧会は、観峰館が所蔵する、和本・教科書資料の中から、旧所蔵者(元の持ち主)が思いのままに書き遺したメッセージを「らくがき」ととらえ、その書物が歩んだ歴史を紐解いていくものです。「らくがき」には、思いのままに書き遺されたもの、自分の所有物であることを明記するもの、見るだけで楽しい気持ちになるものなどがあります。おそらく、「らくがき」を書いた人物は、自分の「らくがき」が注目されるなんて思ってもみなかったでしょう、だって人に見てもらうために書いていないのですから笑

この展覧会を通して、「らくがき」の面白さ、不思議さを、たっぷり味わってください!(ホーム画面の画像は、小林永濯画『万物雛形画譜 二編』にある、旧蔵者の三上礼次(号は開雲)の落款印)

 

▼出品リスト等はこちら

令和2年(2020)夏季平常展「帰ってきた!?らくがきのふしぎ展」出品リスト(900KB)

令和2年(2020)夏季平常展「帰ってきた!?らくがきのふしぎ展」展示パンフレット(4.65MB)

 

【会場】

本館4階展示室

 

【主な展示作品】

『教科用抄 花月草紙』(大正8年再版) 彦根中学校の学生の名前を漢字やローマ字で書いたもの。当時より教科書は貴重で、所蔵者の多くが名前を書き遺している。

『尋常小学国史』上巻(昭和9年) 頁上部に藤原道長への思いを書く。

 

【展示風景】

 

【展示作品解説】

中国近現代の書

【展覧会概要】

1911年の辛亥革命をもって、清王朝は終焉を迎えます。これまでの永い歴史で初めて、人民による政治が行われる時代になりました。その少し前1800年代の後半から現代に至る期間を「中国の近現代」と位置づけて、時代の変化の中で書がどのように変化したのか、あるいは変わらなかったのかを、幾人かの書家の作品を通して見つめてみたいと思います。

 

▼出品リスト等はこちら

令和2年(2020)夏季平常展「中国近現代の書」出品リスト(287KB)

令和2年(2020)夏季平常展「中国近現代の書」展示パンフレット(1.17MB)

 

【会場】

本館5階展示室

 

【主な展示作品】

張伯英《行書軸》中華民国11年(1922)

沈尹黙《行書李白詩白馬篇軸》清時代末期~中華民国初期

邵章《行書山谷題跋語軸》中華民国28年(1939)

翟煕成《篆書臨金石銘文横披》制作年不詳

王汝崇《行書十言対聯》中華民国30年(1941)

蕭蛻《楷書臨道因法師碑四屏》中華民国17年(1928)

 

 

【展示作品解説】

【同時開催】

夏季企画展「涼をもとめて~中国絵画で納涼~」

 

次回の展覧会

開館25周年秋季企画展「耄耋ってニャンだ!?-吉祥の願い-」

小坂奇石の折帖手本/館蔵中国書画小品展

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