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秋季特別企画展「文人の行き交う街-近江商人が紡いだネットワーク-」

     

新館 特別展示室

開催日: 2021年9月18日 - 2021年11月21日カテゴリー:
新型コロナウィルス感染拡大防止対策を行っております。ご来館の際はこちらこちらをご確認ください。

※来館者カードは下記からダウンロードできます。

観峰館 来館者カード観峰館 来館者カード(エクセルファイル)

貫名菘翁「「鶴春秋」扁額」江戸末期作 江頭町自治会所蔵

「翰墨縁印譜(巌谷一六印譜)」 明治30年(1897)頃 個人蔵

秋季特別企画展「文人の行き交う街-近江商人が紡いだネットワーク-」

 

【展覧会概要】【展示内容と主な展示作品】【イベント情報】【図録】【メディア掲載情報】【広報物】【お得な情報】【同時開催】【動画】【次回の展覧会】

 

【展覧会概要】

近江商人ゆかりの東近江・近江八幡地域は、江戸時代以降、多くの文人が訪れ、商人の旧家には、貴重な書画作品が伝来しています。特に江戸後期には、「幕末の三筆」の一人である貫名菘翁(ぬきな すうおう)を中心に、小林卓斎(こばやし たくさい)、巌谷一六(いわや いちろく)、野口小蘋(のぐち しょうひん)などの文人たちのネットワークが築かれていた痕跡(こんせき)をたどることができます。

この背景には、文人たちを支える商人たちの活動があり、同地域の文人たちの交流は、彼らが紡(つむ)いだものともいえます。また商人たちは、家業を通して故郷の寺院に様々な美術作品をもたらし、同地域には、京都などの近隣地域とは異なる文化が育ちました。

この展覧会は、地域の近江商人の末裔たちが大切に守り伝えてきた書画を通して、彼らが紡いだ文人たちの交流をたどります。同地域に伝わる知られざる文化財の数々を通して、この街の魅力を再発見してください!

2021年度秋季特別企画展「文人の行き交う街―近江商人が紡いだネットワーク―」出品作品リスト(252KB)

2021年度秋季特別企画展「文人の行き交う街―近江商人が紡いだネットワーク―」展示作品パンフレット(1.18MB)

 

【展示内容と主な展示作品】

第一章 商人と寺院

東近江・近江八幡地域の文化財には、商人の庇護により受け継がれてきたものも多い。特に寺院の什物の 集積は、商人たちの尽力によるところが大きい。

永源寺高野の九里氏や、五個荘川並の川嶋家など、地域所縁の寺院の所蔵品を紹介する。

重要文化財 烏丸光広「無価宝珠詠草」寛永6年(1629)永源寺蔵

烏丸光広「遺偈」寛永15年(1638)法雲院蔵

「涅槃図」元文2年(1737)寄附 乾徳寺蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二章 貫名菘翁

貫名菘翁(1778~1863)は、江戸後期に活躍した書画家である。徳島に生まれ京都に居を構えてからは、私塾を開き、多くの門人を育成し、さまざまな文人と交流した。

菘翁たちは、たびたびこの地域を訪れているが、彼らの書画活動を支えたのは、同地域の商人たちであった。

貫名菘翁「いろは大字屏風(右隻)」安政4年(1857)観音正寺蔵

貫名菘翁「いろは大字屏風(左隻)」安政4年(1857)観音正寺蔵

貫名菘翁「寿」江戸末期 個人蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貫名菘翁「湖山柳景図」江戸末期 個人蔵

小林卓斎「無息」明治10年(1877)江頭町自治会所蔵

小林卓斎「「注意」扁額」明治34年(1901)個人蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三章 巌谷一六

巌谷一六(1834~1905)は、「明治の三筆」の一人として知られる書家である。近江水口出身で、明治政府に早く出仕した。一六もまた、この地域にたびたび滞在し、多くの書を遺している。

また、明治を代表する画家の一人・野口小蘋(1847~1917)とも交流を重ね、ネットワークを築いていく。

野口小蘋 画 巌谷一六 賛「月琴桂花図」文久2年(1862)個人蔵

巌谷一六「如意平安図」明治10年(1877)個人蔵

巌谷一六「行書格言詩軸」明治15年(1882)近江八幡市立資料館蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巌谷一六「「積善有余慶」扁額」明治中期 個人蔵

『巌谷一六日記』明治8年(1875)6月1日・2日条 甲賀市水口歴史民俗資料館蔵

『歙霞樓印存』明治45年(1912)甲賀市水口歴史民俗資料館蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第四章 文人の行き交う街

この地域は、近江商人の街として知られ、彼らの庇護の下で、多くの文人が逗留し、地域に書画を遺した。中には、書画の修行の場とする者や、商人でありながら文人活動を行う者もいた。文人たちはこの街を通して ネットワークを築き、その後の糧としたのである。

奥文鳴「伴藁蹊像」江戸後期 日牟禮八幡宮蔵

西川芸々斎「一行書(富在知足貴在求過)」江戸後期 個人蔵

野口小蘋「松下清風図」慶応2年(1866)個人蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野口小蕙「蓬莱僲侶図」大正8年(1919)個人蔵

野口謙蔵「緑楓図」昭和8年(1933)個人蔵

谷鉄臣「行書七言詩軸」明治時代 福圓寺蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五章 近江商人がもたらしたもの

商人たちは、商売による往来を通して、中国・明時代の書画など、多くの文化をもたらした。商人たちのネットワークによって、この地域には、すぐれた書画作品がもたらされ、書画家たちがその影響を受けた作品も多く遺されている。

「鳳山元瑞頂相」(自賛)正徳3年(1713) 永源寺蔵

隠元隆琦 賛 逸然性融 画「達磨像」明暦3年(1657)観峰館蔵

高田敬輔「関羽図」宝暦4年(1754)正明寺蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼10月19日(火)より後期展示になっております

秋季特別企画展、後期展示がスタート!

 

▼SNSでも展示作品を紹介しています

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▼バーチャル観峰館でも秋季展をご覧いただけます(11月21日(日)まで)

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【イベント情報】

アンティークオルゴール鑑賞会

学芸員によるギャラリートーク

土曜講座「秋季特別展の見どころ① 貫名菘翁「いろは大字屏風」について」

ギャラリートーク&ミニコンサート

土曜講座「秋季特別展の見どころ② 「巌谷一六日記」と2種の印譜」

 

【図録】

文人の行き交う街-近江商人が紡いだネットワーク-

 

▼関連出版物『収蔵品撰集8~日本の書画~』※展示作品の一部が掲載されています

収蔵品撰集8~日本の書画~

 

【メディア掲載情報】

【メディア掲載情報】毎日新聞(2021年10月24日(日)滋賀版)

【メディア掲載情報】滋賀の文化情報誌「Duet」(2021秋Vol.140)

【メディア掲載情報】中日新聞(2021年9月29日(水)びわこ版)

【メディア掲載情報】Spicomi(2021年9月26日)

【メディア掲載情報】東近江大凧会館ブログ(2021年9月22日)

【メディア掲載情報】東近江スマイルネット「e-おうみNOW!!」(2021年9月20日(月)18:00放送)

【メディア掲載情報】号外NET東近江市・近江八幡市(2021年9月18日)

【メディア掲載情報】関西文化.com

【メディア掲載情報】滋賀県博物館協議会(2021年9月7日)

【メディア掲載情報】産経新聞「まち案内」(2021年9月4日)

【メディア掲載情報】広報おうみはちまん(2021年度9月号)

【メディア掲載情報】東近江の文化財だより(2021年8月24日)

【メディア掲載情報】Kita-Colle ART(2021年8月24日)

【メディア掲載情報】東近江観光ナビ(2021年8月20日)

 

【広報物】

秋季特別企画展「文人の行き交う街-近江商人が紡いだネットワーク-」A4チラシ(7.85MB)

プレスリリース 2021年度 観峰館 秋季特別企画展「文人の行き交う街―近江商人が紡いだネットワーク―」(1.30MB)

滋賀県東近江市の博物館・美術館 令和3年(2021)秋の展覧会ポスター

 

【お得な情報】

「ミュージアムぐるっとパス・関西2021」のご案内

関西文化の日

【2021年秋季展限定企画】近江八幡市立資料館との相互優待のご案内

【2021年秋季展限定企画】図録購入特典のご案内

 

【同時開催】※会期にご注意ください。

館蔵秦封泥/始皇帝以前~古(いにしえ)を伝える書画文物~

羅入現代水墨画展

書と墨彩画 石粉粘土工芸 作品展

 

【動画】

▼学芸員によるギャラリートーク(2021年10月10日)

 

▼展覧会紹介

 

▼展覧会紹介(Facebook)

 

▼展覧会紹介(Instagram)

 

【次回の展覧会】

Web展覧会「楊峴の書」

Web展覧会「揚州の山水画家 程遠岑」

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