和歌二行軸「このきみの」

わかにぎょうじく このきみの
     

東久世通禧(1833~1912)は、幕末から明治時代にかけて活躍した公卿で、文久3年(1863)京都より追放されたいわゆる「七卿落ち」の一人。明治に入ってからは政府の要職につき、貴族院副議長などを務めた。本書は、その落款印より開拓長官を務めた時期(1869~1871)に書かれた自作の和歌である。意味は「あなたのこの長い影はいつまでも変わらないだろう」。

                                               
作品名和歌二行軸「このきみの」
ふりがなわかにぎょうじく このきみの
作者東久世通禧
国名日本
制作年明治前期
寸法137.5×30.9cm
目録番号日-書-015
釈文このきみの 千尋のかけは ちよふとも よろつよふとも かはらさるべし

東久世通禧(1833~1912)は、幕末から明治時代にかけて活躍した公卿で、文久3年(1863)京都より追放されたいわゆる「七卿落ち」の一人。明治に入ってからは政府の要職につき、貴族院副議長などを務めた。本書は、その落款印より開拓長官を務めた時期(1869~1871)に書かれた自作の和歌である。意味は「あなたのこの長い影はいつまでも変わらないだろう」。

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