坂川商売往来并官名(全)

さかがわしょうばいおうらいならびにかんめい
     

坂川暘谷(1778~1849)は、三重出身の書家で、 江戸で書塾を経営し、多くの寺子屋師匠を育てました。その弟子には、「暘」もしくは「泉」を与え、堂号としました。

この作品は、坂川暘谷が著した手本の一つで、弟子の枝川暘洲(えだがわ ようしゅう)の識語(文政8年=1825)によると、暘谷の教えを乞う人が千人にも及び、人ごとに手書きして手本を与える労を省くためであり、また書肆(書店)の求めに応じたためであったといいます。

                                           
作品名坂川商売往来并官名(全)
ふりがなさかがわしょうばいおうらいならびにかんめい
作者坂川暘谷(芝泉堂)
国名日本
制作年江戸時代後期
寸法27.0×18.0cm
目録番号寺往‐043

坂川暘谷(1778~1849)は、三重出身の書家で、 江戸で書塾を経営し、多くの寺子屋師匠を育てました。その弟子には、「暘」もしくは「泉」を与え、堂号としました。

この作品は、坂川暘谷が著した手本の一つで、弟子の枝川暘洲(えだがわ ようしゅう)の識語(文政8年=1825)によると、暘谷の教えを乞う人が千人にも及び、人ごとに手書きして手本を与える労を省くためであり、また書肆(書店)の求めに応じたためであったといいます。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved