天然硯

てんねんけん
     

天然の石材を利用した硯で、表面に「一松堂蔵」、裏面に「嘉慶己卯仲秋之月」(西暦1819年)、「少眉」の字号を持つ人物の銘がある。その字号から、篆刻家・書画家であった馮承輝(1786~1840)かとも思われるが不明。

なお、銘文は蘇軾「黼硯銘」に倣い書き刻した旨が記されている。

                                           
作品名天然硯
ふりがなてんねんけん
作者不詳
国名中国
制作年清時代中期 嘉慶24年(1819)銘
寸法17.9×13.8×3.1cm
目録番号54-40

天然の石材を利用した硯で、表面に「一松堂蔵」、裏面に「嘉慶己卯仲秋之月」(西暦1819年)、「少眉」の字号を持つ人物の銘がある。その字号から、篆刻家・書画家であった馮承輝(1786~1840)かとも思われるが不明。

なお、銘文は蘇軾「黼硯銘」に倣い書き刻した旨が記されている。

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