天然鳳凰硯

てんねんほうおうけん
     

鳳凰が羽根を広げ、口に尾を咥えた姿が彫られた硯。裏面には趙子昴の書が刻まれている。

詩文は、王禹玉の詩「上元応制」であり、釈文は「雪肖(消)華月満仙台、万燭當当樓宝扇開、丹(双)鳳雲中扶輦下、一曲昇平人尽楽君、水秋風陋漢才」である。原文とは誤字・誤順が見られることから、後世、硯の価値を高めるために彫られたものに過ぎない。

                                           
作品名天然鳳凰硯
ふりがなてんねんほうおうけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法20.5×14.3×3.9cm
目録番号福3

鳳凰が羽根を広げ、口に尾を咥えた姿が彫られた硯。裏面には趙子昴の書が刻まれている。

詩文は、王禹玉の詩「上元応制」であり、釈文は「雪肖(消)華月満仙台、万燭當当樓宝扇開、丹(双)鳳雲中扶輦下、一曲昇平人尽楽君、水秋風陋漢才」である。原文とは誤字・誤順が見られることから、後世、硯の価値を高めるために彫られたものに過ぎない。

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