寛政己未蔵再版 庭訓往来文宝蔵(完)

かんせいきびぞうさいはん ていきんおうらいぶんほうぞう
     

名前に「宝蔵」とあるのは、口絵などに付録となる参考資料が付されたもので、多くの「庭訓往来」が出版されていく中で、個性を付けるための工夫ともいえます。本文は、返り点、ルビが付された「読本系」に属するものです。

冒頭には、「耕読堂記(?)田野氏図書」の蔵書印があります。この蔵書印は、他の展示作品にも押されているもので、当館がまとめて所蔵したものと考えられます。

耕読堂については不詳ですが、越後(新潟県)小千谷にかつてあった一村塾が同名であり、その場所で所蔵されていたものかもしれません。

                                           
作品名寛政己未蔵再版 庭訓往来文宝蔵(完)
ふりがなかんせいきびぞうさいはん ていきんおうらいぶんほうぞう
作者不詳
国名日本
制作年江戸時代後期
寸法26.2×18.3cm
目録番号寺往‐099

名前に「宝蔵」とあるのは、口絵などに付録となる参考資料が付されたもので、多くの「庭訓往来」が出版されていく中で、個性を付けるための工夫ともいえます。本文は、返り点、ルビが付された「読本系」に属するものです。

冒頭には、「耕読堂記(?)田野氏図書」の蔵書印があります。この蔵書印は、他の展示作品にも押されているもので、当館がまとめて所蔵したものと考えられます。

耕読堂については不詳ですが、越後(新潟県)小千谷にかつてあった一村塾が同名であり、その場所で所蔵されていたものかもしれません。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved