懐素書蕉図

かいそしょそうず
     

本作は、僧侶が芭蕉の葉に揮毫する姿を描く。僧侶は、唐代の書家である懐素(725~785)。修行の合間に書を学んだが、貧乏で紙が買えなかったことから、芭蕉の葉を紙がわりに練習したという。書の研鑽に励むことを象徴する故事をテーマにした作品。

                                               
作品名懐素書蕉図
ふりがなかいそしょそうず
作者丁辰
国名中国
制作年民国31年(1942)
寸法139.0×34.2cm
目録番号5b-3506
釈文懐素書蕉 壬午夏月 集斎先生雅属即正 世昌丁辰画

本作は、僧侶が芭蕉の葉に揮毫する姿を描く。僧侶は、唐代の書家である懐素(725~785)。修行の合間に書を学んだが、貧乏で紙が買えなかったことから、芭蕉の葉を紙がわりに練習したという。書の研鑽に励むことを象徴する故事をテーマにした作品。

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