源氏物語抜書

げんじものがたりぬきがき
     

能書家として知られる伏見天皇(1265~1317)が書き記した源氏物語本文の抜書の巻子。室町時代(14~15世紀)になると、物語文学の抜書が制作されるようになり、特に伏見天皇筆と伝わるものは多い。同種の作品としては、国立歴史民俗博物館所蔵本、徳川美術館所蔵本、石山寺所蔵本などが知られる。​

画像は第十二帖・須磨の巻で、「ふるさとを/みねのかすみは/へたつれと/なかむるそらは/おなじ雲井か」の和歌を書く。

                                           
作品名源氏物語抜書
ふりがなげんじものがたりぬきがき
作者伝 伏見天皇
国名日本
制作年鎌倉時代~室町時代
寸法26.6×425.1cm
目録番号日-書-143

能書家として知られる伏見天皇(1265~1317)が書き記した源氏物語本文の抜書の巻子。室町時代(14~15世紀)になると、物語文学の抜書が制作されるようになり、特に伏見天皇筆と伝わるものは多い。同種の作品としては、国立歴史民俗博物館所蔵本、徳川美術館所蔵本、石山寺所蔵本などが知られる。​

画像は第十二帖・須磨の巻で、「ふるさとを/みねのかすみは/へたつれと/なかむるそらは/おなじ雲井か」の和歌を書く。

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