白菜図

はくさいず
     

鄭岳(1902~1975)は字を曼青といい、曼髯・玉井山人と号した。書・画のみならず詩文・医学・拳法に熟達した「五絶」と評されている。馬一浮(1883~1967)らと詩・書・画を研究し、陳衡恪(1876~1923)とも交流があった。1949年台湾に渡り、国画協会の委員をつとめるとともに、パリ・ニューヨークなので個展を開き、東洋の水墨画の巨匠として認知された。本作は、水墨で2株の白菜を描くが、なんとも淡雅である。

                                           
作品名白菜図
ふりがなはくさいず
作者鄭岳
国名中国
制作年民国34年(1945)
寸法135.9×33.1cm
目録番号5b-5523

鄭岳(1902~1975)は字を曼青といい、曼髯・玉井山人と号した。書・画のみならず詩文・医学・拳法に熟達した「五絶」と評されている。馬一浮(1883~1967)らと詩・書・画を研究し、陳衡恪(1876~1923)とも交流があった。1949年台湾に渡り、国画協会の委員をつとめるとともに、パリ・ニューヨークなので個展を開き、東洋の水墨画の巨匠として認知された。本作は、水墨で2株の白菜を描くが、なんとも淡雅である。

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