絵入源氏物語

えいりげんじものがたり
     

源氏物語の出版は、江戸時代に入って後、開始された。最初の木版本である無跋無刊記本は、寛永年間(1624~1643)に刊行され、その後、注釈書も相次いで出版された。​

京都の蒔絵師である山本春正は、初学者のために絵入本の出版を計画し、慶安3年(1650)と承応3年(1654)に「絵入源氏物語」を出版した。本作は、後者の承応本と呼ばれるものである。

                                           
作品名絵入源氏物語
ふりがなえいりげんじものがたり
作者山本春正
国名日本
制作年江戸時代前期 承応3年(1652)版
寸法28.0×18.5cm
目録番号WBU-0106

源氏物語の出版は、江戸時代に入って後、開始された。最初の木版本である無跋無刊記本は、寛永年間(1624~1643)に刊行され、その後、注釈書も相次いで出版された。​

京都の蒔絵師である山本春正は、初学者のために絵入本の出版を計画し、慶安3年(1650)と承応3年(1654)に「絵入源氏物語」を出版した。本作は、後者の承応本と呼ばれるものである。

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