隷書蘇軾秧馬歌四屏

れいしょそしょくおうまかしへい
     

本作は、漢隷学習の成果を雄渾な筆致で体現した隷書作品。「張遷碑」風の方正な結体を基調としつつも、左右の払いを強調した字は扁平に近づく。第一幅目は、左右の字が均等に配されるが、第二幅目から三幅目にかけて、方正と扁平の結体に合せるよう左右の配置をずらしてゆく。横画の起筆は逆入により大きく丸みをつけ、送筆はうねりをともないながらも水平を維持して終筆に向かう。この横画の筆法は、以後の行書作品にも特徴的に現れるものである。署款の風格もあわせると、60代半ば頃の作品と考えられる。

 

▼SNSでも作品を紹介しています

 

この投稿をInstagramで見る

 

日本習字観峰館(@kampo_museum)がシェアした投稿

                                               
作品名隷書蘇軾秧馬歌四屏
ふりがなれいしょそしょくおうまかしへい
作者何紹基
国名中国
制作年清時代後期 同治年間(1860年代)頃
寸法各125.8×31.5cm
目録番号4B-0001
釈文我有桐馬手自提 頭尻軒昂腹脅低 背如覆瓦去角圭 以我両足為四蹄 聳涌滑汰如鳬鷖 繊繊束藁亦可齎 何用繁纓与月題 春坡三兄属 何紹基

本作は、漢隷学習の成果を雄渾な筆致で体現した隷書作品。「張遷碑」風の方正な結体を基調としつつも、左右の払いを強調した字は扁平に近づく。第一幅目は、左右の字が均等に配されるが、第二幅目から三幅目にかけて、方正と扁平の結体に合せるよう左右の配置をずらしてゆく。横画の起筆は逆入により大きく丸みをつけ、送筆はうねりをともないながらも水平を維持して終筆に向かう。この横画の筆法は、以後の行書作品にも特徴的に現れるものである。署款の風格もあわせると、60代半ば頃の作品と考えられる。

 

▼SNSでも作品を紹介しています

 

この投稿をInstagramで見る

 

日本習字観峰館(@kampo_museum)がシェアした投稿

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved