蘭図

らんず
     

清時代後期の僧・蓮渓(1816~1884)が、「南田老人」こと清の初期に活躍した惲寿平(1633~1690)の意に倣って描いた作品。細く引かれた墨線と、そこに表れるわずかな濃淡の組み合わせによって、蘭の姿を表現している。また、透明感のある淡墨を用いて肥痩のある線を引き、岩の厚みを表現する。

                                               
作品名蘭図
ふりがならんず
作者蓮渓(真然)
国名中国
制作年清時代後期
寸法38.7×40.9cm
目録番号4a-3677
釈文露知〓吐出 風愛葉施回 倣南田老人意 蓮渓

清時代後期の僧・蓮渓(1816~1884)が、「南田老人」こと清の初期に活躍した惲寿平(1633~1690)の意に倣って描いた作品。細く引かれた墨線と、そこに表れるわずかな濃淡の組み合わせによって、蘭の姿を表現している。また、透明感のある淡墨を用いて肥痩のある線を引き、岩の厚みを表現する。

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