行書七言対聯

ぎょうしょしちごんついれん
     

張謇「行書七言対聯」落款部分

張謇(1853~1926)は、字を季直といい、江蘇省南通の出身。光緒20年(1894)、科挙の試験で、進士に首席(状元)で合格した。官職に就かなかったが、張之洞(1837~1909)より紡績工場の設立設計を依頼され、実業救国を目指し、出身地に大生沙廠を創設した。余暇は専ら書を好み、特に優れていた。

この作品に捺される印は貼印ともいわれ、文字どうり別紙に捺した陰影を貼り付けたものである。本作のように紙色が朱に近い場合や、目の粗い絹本に印する場合に用いられる(クリックで拡大します)。

                                               
作品名行書七言対聯
ふりがなぎょうしょしちごんついれん
作者張謇
国名中国
制作年清末~民国
寸法各167.5×34.5cm
目録番号4A-2118
釈文秋舫先生 安知蕙帳荷衣外 聞在黄泥赤壁間 張騫

張謇「行書七言対聯」落款部分

張謇(1853~1926)は、字を季直といい、江蘇省南通の出身。光緒20年(1894)、科挙の試験で、進士に首席(状元)で合格した。官職に就かなかったが、張之洞(1837~1909)より紡績工場の設立設計を依頼され、実業救国を目指し、出身地に大生沙廠を創設した。余暇は専ら書を好み、特に優れていた。

この作品に捺される印は貼印ともいわれ、文字どうり別紙に捺した陰影を貼り付けたものである。本作のように紙色が朱に近い場合や、目の粗い絹本に印する場合に用いられる(クリックで拡大します)。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved