豚図

ぶたず
     

顧伯逵(1892~1969)は九峰居士・片石齋老人と号した。江蘇揚州の人。幼い頃から絵を学びつつ各地を歴訪し、各家の画法を身につけた。人物・山水・花鳥を得意とした。

猪は、中国ではブタを指し、イノシシは「野猪」と標記する。ブタは家畜化されてからは財産とみなされ、富裕の象徴とされた。古代、死者に玉製のブタを握らせて埋葬する習慣があったが、これは死後も裕福であることを願ったもの。またブタは子沢山なことから、子孫繁栄の意味もある。

                                               
作品名豚図
ふりがなぶたず
作者顧伯逵
国名中国
制作年中華民国
寸法88.9×43.7cm
目録番号5b-4010
釈文伯逵

顧伯逵(1892~1969)は九峰居士・片石齋老人と号した。江蘇揚州の人。幼い頃から絵を学びつつ各地を歴訪し、各家の画法を身につけた。人物・山水・花鳥を得意とした。

猪は、中国ではブタを指し、イノシシは「野猪」と標記する。ブタは家畜化されてからは財産とみなされ、富裕の象徴とされた。古代、死者に玉製のブタを握らせて埋葬する習慣があったが、これは死後も裕福であることを願ったもの。またブタは子沢山なことから、子孫繁栄の意味もある。

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