雲林玩桐図斗方

うんりんがんとうずとほう
     

本作は、元末の文人で、画家でもあった倪瓚(げいさん 号・雲林 1301~1374)の故事を題材にしたもの。倪瓚は奇行で知られ、桐の木を愛したという。また、極端な潔癖症であり、友人が自宅の桐の根元に痰を吐いたと知って、召使いにその木を丹念に洗わせたという。「洗桐」の故事は、やがて潔癖な文人を形容する言葉となった。

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漁樵問答図斗方

                                               
作品名雲林玩桐図斗方
ふりがなうんりんがんとうずとほう
作者馮箕
国名中国
制作年清時代中~後期
寸法24.0×25.9cm
目録番号4a-1832-1
釈文雲林玩桐図 倣唐解元粉本 〓客子揚

本作は、元末の文人で、画家でもあった倪瓚(げいさん 号・雲林 1301~1374)の故事を題材にしたもの。倪瓚は奇行で知られ、桐の木を愛したという。また、極端な潔癖症であり、友人が自宅の桐の根元に痰を吐いたと知って、召使いにその木を丹念に洗わせたという。「洗桐」の故事は、やがて潔癖な文人を形容する言葉となった。

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