首書読法 庭訓往来具注鈔(全)

しゅしょどくほう ていきんおうらいぐちゅうしょう
     

「庭訓往来」の本文に、注釈及び文意を記すとともに、児童の誦読(しょうどく、声を出して読むこと)や遺忘(いぼう、もの忘れ)に備えるために、本文の上に釈文と読み方を付した、贅沢な「庭訓往来」の注釈書です。

著者の蔀関牛(生卒年不詳)は、江戸中期の大坂(大阪)の浮世絵師です。往来物や教訓書の挿絵を多く描くほか、暦や地図なども描き、篆刻や書にも優れていました。

この著書には付言として、その弟子である黒田子謹(生卒年不詳、堂号は成章館という)の識語(しきご、本の成立由来をしめしたもの)があります。※堂号・・・寺子屋などの私塾の屋号のこと。

                                           
作品名首書読法 庭訓往来具注鈔(全)
ふりがなしゅしょどくほう ていきんおうらいぐちゅうしょう
作者蔀関牛
国名日本
制作年江戸時代後期 天保5年(1834)
寸法26.0×19.0cm
目録番号WTE-0034

「庭訓往来」の本文に、注釈及び文意を記すとともに、児童の誦読(しょうどく、声を出して読むこと)や遺忘(いぼう、もの忘れ)に備えるために、本文の上に釈文と読み方を付した、贅沢な「庭訓往来」の注釈書です。

著者の蔀関牛(生卒年不詳)は、江戸中期の大坂(大阪)の浮世絵師です。往来物や教訓書の挿絵を多く描くほか、暦や地図なども描き、篆刻や書にも優れていました。

この著書には付言として、その弟子である黒田子謹(生卒年不詳、堂号は成章館という)の識語(しきご、本の成立由来をしめしたもの)があります。※堂号・・・寺子屋などの私塾の屋号のこと。

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