楷書軸

かいしょじく
     

銭灃(1740~1795)は、字を東注、号を南園といい、雲南昆明の人。乾隆36年(1771)の進士で、監察御史など高官を歴任した。剛直な性格で直言をはばからず、大臣の不正も弾劾している。その性格ゆえか、董其昌の秀麗な書風が全盛の時期に在って、同じく剛直の士であった顔真卿の書法を徹底的にならった。

本作は、結体・筆法ともに顔法の重厚さを忠実に再現しており、まさしく顔真卿を継承するものといえよう。

                                               
作品名楷書軸
ふりがなかいしょじく
作者銭灃
国名中国
制作年清時代中期 乾隆後期(1770年頃)
寸法134.8×61.0cm
目録番号4A-2630
釈文若農服田力穡乃亦有秋 故民生在勤則不匱先知 稼穡之艱難乃故君子能 労則有継逸 灃

銭灃(1740~1795)は、字を東注、号を南園といい、雲南昆明の人。乾隆36年(1771)の進士で、監察御史など高官を歴任した。剛直な性格で直言をはばからず、大臣の不正も弾劾している。その性格ゆえか、董其昌の秀麗な書風が全盛の時期に在って、同じく剛直の士であった顔真卿の書法を徹底的にならった。

本作は、結体・筆法ともに顔法の重厚さを忠実に再現しており、まさしく顔真卿を継承するものといえよう。

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