西洋昔噺「八つ山羊」

せいようむかしばなし やつやぎ
     

グリム童話の絵本として最初期のもので、「狼と七匹の子山羊」を日本で初めて紹介したものである。山羊が八匹になっているのは、「やつやぎ」という言葉の言い回しによるとされている。
明治時代の欧文挿絵本であるちりめん本を出版した長谷川弘文社が、西洋昔噺の第一号として出版したもの。出版されたのが平紙本のみであるため、ちりめん本及び第二号以降の出版は、何らかの理由で中止になったのかもしれない。
本文には、二箇所の仕掛けがある。仕掛けのある長谷川弘文社の出版物は、この他に2種類しかなく、かつ2箇所に仕掛けがあるのはこの作品のみである。
当館所蔵本は、版刷の緻密さ、彩色の美しさから考えて、初版と考えてよいであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、この作品以外の、当館所蔵のちりめん本は、『収蔵品撰集5 ちりめん本』にまとめられている。

 

収蔵品撰集5~ちりめん本~

                                       
作品名西洋昔噺「八つ山羊」
ふりがなせいようむかしばなし やつやぎ
作者呉文聡/訳 小林永濯/画
国名日本
制作年明治20年(1887)初版
目録番号TIRI-0107

グリム童話の絵本として最初期のもので、「狼と七匹の子山羊」を日本で初めて紹介したものである。山羊が八匹になっているのは、「やつやぎ」という言葉の言い回しによるとされている。
明治時代の欧文挿絵本であるちりめん本を出版した長谷川弘文社が、西洋昔噺の第一号として出版したもの。出版されたのが平紙本のみであるため、ちりめん本及び第二号以降の出版は、何らかの理由で中止になったのかもしれない。
本文には、二箇所の仕掛けがある。仕掛けのある長谷川弘文社の出版物は、この他に2種類しかなく、かつ2箇所に仕掛けがあるのはこの作品のみである。
当館所蔵本は、版刷の緻密さ、彩色の美しさから考えて、初版と考えてよいであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、この作品以外の、当館所蔵のちりめん本は、『収蔵品撰集5 ちりめん本』にまとめられている。

 

収蔵品撰集5~ちりめん本~

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