端渓の大型の硯。墨池・墨堂を挟んで、上下に向かい合う龍と左右に2頭の龍が彫られている。落潮部分の傾斜が急であり、また裏面中央(添付写真参照)に「貞観御硯」とある。硯縁の彫刻が裏面まで及んでおり、精巧な作りである。 なお、貞観とは唐・太祖の治世(西暦627~649年)を指すが、後世の創作である。 Share Twitter Facebook Pinterest Email Copy Url