隷書臨礼器碑横披

れいしょりんれいきひおうひ
     

張祖翼(1849~1917)は100年ほど前、清時代末から中華民国初期の上海で、呉昌碩、高邕、汪洵らと共に四大家と言われていたこともあるほど人気のあった書家です。
隷書をもっとも得意としており、観峰館に収蔵する20数点のほとんどが隷書作品です。現代では一部で「通俗的書法」と評価されることもあるようですが、それは裏返すと一般には受けが良かったということでしょう。この作品も、躍動的で「こんな風に書いてみようかしら」と思わせる魅力があるように思います。(漢字部 資料紹介 2015年3月号)

                                           
作品名隷書臨礼器碑横披
ふりがなれいしょりんれいきひおうひ
作者張祖翼
国名中国
制作年清時代末期 光緒22年(1896)
寸法64.8×131.0cm
目録番号4A-4195

張祖翼(1849~1917)は100年ほど前、清時代末から中華民国初期の上海で、呉昌碩、高邕、汪洵らと共に四大家と言われていたこともあるほど人気のあった書家です。
隷書をもっとも得意としており、観峰館に収蔵する20数点のほとんどが隷書作品です。現代では一部で「通俗的書法」と評価されることもあるようですが、それは裏返すと一般には受けが良かったということでしょう。この作品も、躍動的で「こんな風に書いてみようかしら」と思わせる魅力があるように思います。(漢字部 資料紹介 2015年3月号)

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