行書五言対聯

本作は、小品ながら何紹基(1799~1873)学書の成果が詰まった最盛期の行書作品。筆致はおおむね起筆に近いほど重厚で、終画に向かうにつれ、懐を大きく取って開放的になる。「香」の横画のような蔵鋒の起筆や、「鷓鴣」の「鳥」 … 続きを読む 行書五言対聯