観峰館の常設展示「原田観峰記念室」を、バーチャル観峰館でご覧いただけるようになりました!
「原田観峰記念室」では、観峰館の運営母体である公益財団法人日本習字教育財団の創立者・原田観峰(1911~1995)の書を展示しています。
観峰は本名を孝太郎といい、福岡県山門郡瀬高町(現みやま市)出身です。昭和28年(1953)、観峰42歳のとき、福岡で公益財団法人日本習字教育財団の前身である西日本書道通信学会を創立し、『正しい文字・美しい文字』の習字教育普及活動を展開しました。
平成7年(1995)84歳で亡くなるまで、多くの受講者のために手本執筆と講習会等に奔走し、その半生を書道教育に捧げました。現在までの受講者数は、延べ約2,350万人にのぼります。
また、原田観峰が収蔵した2万5千点の資料は「観峰コレクション」として、観峰館で展示公開しています。
この「原田観峰記念室」では、さまざまな観峰の書を紹介します。習字手本とは違った書風の作品も展示しています。教育者であり、一人の書家でもある原田観峰の作品を、ぜひインターネット上でご覧ください。