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【お知らせ】時を刻んだ展覧会たち──観峰館が紡いできた30年の記録 vol.3 《特別企画展「碑学派の書展」》

🎉開館30周年記念特別企画展《王羲之からの手紙》まで、いよいよ100日を切りました!

これまでの歩みを振り返るシリーズ、第3弾は
1996(平成8)年11月1日から開催された
🖌️《特別企画展「碑学派の書展」》

清代中〜後期、阮元(げんげん/1764–1849)が「南北書派論」「北碑南帖論」を著し、碑学の理論化とともに、帖学とは異なる視点からの書の探求が盛んになりました。

篆書(てんしょ)・隷書・楷書に新たな表現が模索され、書の多様性が広がった時代――
本展では、阮元・包世臣(ほうせいしん)・楊沂孫(ようきそん)・徐三庚(じょさんこう)・楊守敬(ようしゅけい)ら、碑学派を代表する33名による94点の作品を紹介しました。

観峰館が大切にしてきた「書」の奥深さを伝える、印象深い展覧会のひとつでした📜✨


■ 主な展示作品(抜粋)

展覧会名: 第3回特別企画展「碑学派の書展」
会  期: 1996(平成8)年11月1日〜


■ 主な展示作品(抜粋)

  • 包世臣《行書九言対聯》〔清時代中期〕
  • 阮元《行書七言対聯》〔清時代後期 道光23年(1843)〕
  • 呉譲之(呉煕載)《篆書 崔子玉座右銘 四屏》〔清時代後期 同治6年(1867)〕
  • 楊沂孫《篆書 五柳先生伝 四屏》〔清時代後期 光緒元年(1875)〕
  • 徐三庚《楷書 六言対聯》〔清時代後期 光緒13年(1887)〕
  • 楊守敬《行書 王維裴迪詩 四屏》〔清時代末期 宣統3年(1911)〕

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