【間もなく見納め！春季企画展作品紹介】農書『斉民要術』から「造酒法」を引用して揮毫したもので、楊峴七四歳、最晩年の作品🖌
ご来館のお客様から「これが一番好き」「格好よくて、ずっと見ていたい」などのお声をいただいています🤗
彼の書を味わい深いものにしている、筆線の極端な震えやかすれ、一度押さえ込んで引き抜くことで生み出される鋭い波磔（はたく：隷書に特徴的な右ハライ）表現などが見事な、完成期の作品と言えます✨
「遅鴻残叟」という署名には、内乱勃発により生死も解らなくなったかけがえのない息子、鴻熙を老いても待（遅）ち続ける自身の境遇が込められいます🍃
販売図録には掲載されていないこの作品、ぜひ、生でじっくり味わっていただけたら幸いです😇
🌸春季企画展「中国書法 リレー展示 何紹基 VS 楊峴」
【会期】後期（楊峴）は6月8日、今週日曜まで！お見逃しなく!!🙏
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