🔥 開館30周年特別企画展《王羲之からの手紙》まで、ついに【あと3日】!🔥【時を刻んだ展覧会たち──観峰館が紡いできた30年の記録 vol.35】
🚨開幕目前!🚨 今年10月1日に開館30周年を迎える観峰館の、これまでの歩みを振り返るシリーズ、第35弾をお届け!✨
今回ご紹介するのは、2022年春に開催された、
📚春季企画展《隠元隆琦350年遠諱 黄檗インパクト》
会期:2022年4月16日(土)~6月12日(日)
概要:黄檗宗の宗祖・隠元隆琦(1592~1673)の来朝は、臨済宗を中心とする禅宗寺院に大きな「インパクト」をもたらしました✨
江戸時代前期の近江は、室町時代後期の戦乱により荒廃した寺院が多く、それらの再興にあたっては、黄檗僧が多く関与することとなります。
特に東近江地域は、永源寺に隠元隆琦が当山し、当時、永源寺の住持であった如雪文巌(1601~1671)と交流しています。また、蒲生郡日野町には黄檗宗寺院が点在していますが、このことは後水尾法皇(1596~1680)の深い帰依を受けた龍渓性潜(1602~1670)が、正明寺など主要寺院の中興開山として迎えられたことによります。その龍渓が隠元を住持として迎え入れようとした妙心寺派にあっても、黄檗僧の墨積・絵画などが伝わり、現在でも重要な什物として位置付けられています🖌
そして、黄檗僧ならびに商人がもたらした中国舶来の書画は、羨望の眼差しの中で受け入れられ、多くの寺院に寄進され什物となったほか、地域の書画家に影響を与えました。そのことから、近江という地域が、京都・大坂とは異なる独自の文化を築いていたともいえるでしょう。
本展は、隠元隆琦禅師350 年遠諱にあたり、東近江地域の所縁の寺院に伝わる所蔵品を中心として、黄檗宗のもたらした「インパクト」を探るものでした😌✨
🍁いよいよ10月1日からは、開館30周年記念特別企画展《王羲之からの手紙》が始まります!✨
国宝や重要文化財をはじめとする名筆が並ぶ、観峰館の新たな歴史を刻む特別展に、どうぞご期待ください🙌
🎉🎊観峰館 開館30周年特別企画展「王羲之からの手紙」🎊🎉
🗓️会期: 令和7年(2025年)10月1日(水) ~ 10月26日(日) 【26日間】 ※期間中休館日なし
🎤ギャラリートーク開催日程🎤
特別企画展開催中の毎週水曜日(10/1,8,15,22)と第3・4土曜日(10/18,25)の午前10時からと午後2時から (各回40分程度)
⏰開館時間:9時30分~16時00分(入館は15時30分まで)
💰入館料: 一般 1,800円(割引1,500円) 学生 1,200円(割引1,000円) 高校生 700円(割引500円) 中学生以下無料 (各種割引あり。詳細はHPをご確認ください)