🖼️✨【作品紹介①】本日10月1日スタート!国宝「孔侍中帖」に会える奇跡の26日間!✨🖼️
本日、観峰館開館30周年特別企画展「 王羲之からの手紙 ―国宝「孔侍中帖」と中国書法名品選― 」がついに開幕いたしました!
「書聖」と称される王羲之(おうぎし)の書風を伝える国宝「孔侍中帖」🖌
こちらを中国書法の名品とともにご紹介する、またとない機会である本展は、なんと26日限定の開催!厳選された26作品が、皆さまをお待ちしております。
💡今回のハイライト💡 今回の展覧会で特に注目いただきたいのが、展覧会のタイトルにもなっているこちらです!!
✨国宝 王羲之「孔侍中帖」 唐時代(7~8世紀)摸 前田育徳会蔵 (原跡:東晋時代(4世紀))
📷正面奥中央
「書聖」と称され、書を芸術の域に飛躍的に高め、後世に絶大な影響を及ぼした王羲之。没後1600年以上経った今も、その存在感は変わることがありません。
その肉筆は現存していませんが、本作は王羲之の真筆(その人自身が書いた筆跡)の姿を最もよく伝えるとされる極めて精巧な「搨摹本(とうもぼん)」です。搨摹とは、薄紙を上に置き、非常に先の細い筆で輪郭を縁取り、中を墨で塗りつぶす手法。カスレや虫食いまでも忠実に再現されており、王羲之本人が書いたと見紛うような作品です。
全九行のうち、前半三行のやや奔放な「哀禍帖(あいかじょう)」部分と、後半六行の骨力ある落ち着いた運筆が特徴の「孔侍中帖」部分。それぞれの筆致から、王羲之の息遣いを感じられるでしょう。
奈良時代に日本にもたらされ、光明皇后により東大寺に奉献、その後、正倉院に収められたされたという歴史的経緯も、その価値を物語っています。
この国宝を間近でじっくりご覧いただけるよう、展示も工夫しています!このまたとない貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!
皆さまのご来館を心よりお待ちしております。
🎉🎊観峰館 開館30周年記念特別企画展「王羲之からの手紙 ―国宝「孔侍中帖」と中国書法名品選― 」 🎊🎉
🗓️会期: 令和7年(2025年)10月1日(水) ~ 10月26日(日) 【26日間】 ※期間中休館日なし!
🎤ギャラリートーク開催🎤
日程: 特別企画展開催中の毎週水曜日(10/1,8,15,22)と第3・4土曜日(10/18,25)の午前10時からと午後2時から (各回40分程度)
⏰開館時間: 9時30分~16時00分(入館は15時30分まで)
💰入館料: 一般 1,800円(割引1,500円) 学生 1,200円(割引1,000円) 高校生 700円(割引500円) 中学生以下無料 (各種割引あり。詳細はHPをご確認ください)