行書臨黄州寒食詩巻横披

ぎょうしょりんこうしゅうかんじきしかんおうひ
     

清末~中華民国初期に活躍した書家・高邕(1850~1921)が蘇軾(1037~1101)の「黄州寒食詩巻」と、それに付された黄庭堅(1045~1105)の跋文を臨書したもの。字形や行全体が傾いているのは、「黄州寒食詩巻」にも見られる特徴だが、線質については、高邕独特の肥痩のない直線的なものへと変更されている。

 

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作品名行書臨黄州寒食詩巻横披
ふりがなぎょうしょりんこうしゅうかんじきしかんおうひ
作者高邕
国名中国
制作年清時代末期 光緒20年(1895)
寸法46.9×133.0cm
目録番号4A-4149
釈文自我来黄州已過三寒 食年々欲惜春々去不容 惜今年又苦雨両月秋蕭 瑟臥聞海棠花泥汙燕 支雪闇中偷負去夜半 真有力何殊病少年病起 鬚已白春江欲入戸雨勢 来不已小屋如漁舟濛 水雲裏空庖煮寒 菜破竈焼湿葦那 知是寒食但見烏銜 紙君門深九重墳墓 在萬里也擬哭塗窮死 灰吹不起 東坡此詩似李太白 猶恐太白有未到処 此書兼顔魯公楊少 師李西台筆意試 使東坡復為之未必 及此它日東坡或見此書 応笑我於無仏処 称尊也 光緒乙未臨蘇黄両家書

清末~中華民国初期に活躍した書家・高邕(1850~1921)が蘇軾(1037~1101)の「黄州寒食詩巻」と、それに付された黄庭堅(1045~1105)の跋文を臨書したもの。字形や行全体が傾いているのは、「黄州寒食詩巻」にも見られる特徴だが、線質については、高邕独特の肥痩のない直線的なものへと変更されている。

 

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