梅花図

ばいかず
     

呉煕載(1779~1870)は字を譲之といい、晩学居士と号しました。のち字の譲之で通ります。清後期を代表する篆刻家・書家。金石に精しく、書は篆・隷、絵画は花卉を得意としました。

梅もまた「三友」・「四君子」の一つに数えられ、寒中でも百花に先駆けて清らかな花を咲かせることから、清廉潔白さを保つ文人の象徴として好んで描かれます。本作は、「銭宗伯の筆法に倣った」と記されていますが、これは恐らく明末清初の文人である銭謙益(1582~1664)のことでしょう。

                                               
作品名梅花図
ふりがなばいかず
作者呉譲之(呉煕載)
国名中国
制作年清時代後期
寸法68.6×16.5cm
目録番号4a-0811
釈文仿銭宗伯法 譲之写

呉煕載(1779~1870)は字を譲之といい、晩学居士と号しました。のち字の譲之で通ります。清後期を代表する篆刻家・書家。金石に精しく、書は篆・隷、絵画は花卉を得意としました。

梅もまた「三友」・「四君子」の一つに数えられ、寒中でも百花に先駆けて清らかな花を咲かせることから、清廉潔白さを保つ文人の象徴として好んで描かれます。本作は、「銭宗伯の筆法に倣った」と記されていますが、これは恐らく明末清初の文人である銭謙益(1582~1664)のことでしょう。

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