- 用紙:27cm×35cm 3枚|参加費:800円|所用時間:約1時間
「瓦当」(がとう)とは?
瓦当とは、建物の屋根瓦のうち、一番軒先につけられた丸瓦・または半円型の瓦のことで、その表面には様々な意味を込めた文字や文様が飾りつけられています。- 朱雀
- 大冨
- 長生未央
拓本の取り方
- 瓦当の上に紙をのせる
- 水でぬらしてはりつける
- タオルでしっかりおさえる
- さらに細かい文様がでるように…
- タンポに墨をつけて
- 文様がきれいに浮き出すようにポンポンと墨をうつ
- そうっと紙をはがして
- できあがり!
拓本とは、石碑などに刻まれた文字を原寸のまま紙に転写したもので、印刷技術がなかった時代の印刷術の祖先といえるものです。 拓本の技法が中国でいつから行われたか分かっていませんが、隋(589~618)の「経籍志」(けいせきし)という図書の目録に秦始皇帝の刻石などが拓本の形で所蔵されていた記載があることから、5世紀ごろにはこの技術は完成していたと考えられています。