山水図

さんすいず
     

翁同龢(1830~1904)、字は叔平、号は松禅、江蘇常熟の人。清末に大臣を歴任した大官として名が知られるが、能書家として注目されることは少ない。その書は顔真卿(709~785)を基礎としつつも自由闊達で、伝統と進取を兼ね備えている。画はごく親しい者にのみ描き与えたといわれ、ほとんどが山水である。本作は、達者な筆法に裏付けられつつ、文人の気韻がよく表れた水墨による山水画作品。

                                               
作品名山水図
ふりがなさんすいず
作者翁同龢
国名中国
制作年清時代後期
寸法132.9×64.8cm
目録番号4a-0258
釈文数間節屋斜陽裡 山石高低樹浅深 松禅老人翁同龢

翁同龢(1830~1904)、字は叔平、号は松禅、江蘇常熟の人。清末に大臣を歴任した大官として名が知られるが、能書家として注目されることは少ない。その書は顔真卿(709~785)を基礎としつつも自由闊達で、伝統と進取を兼ね備えている。画はごく親しい者にのみ描き与えたといわれ、ほとんどが山水である。本作は、達者な筆法に裏付けられつつ、文人の気韻がよく表れた水墨による山水画作品。

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