包世臣(1775~1855)、字は慎伯、号は倦翁、安徽涇県の人。碑・帖兼習と気力の充実を説き、「逆入平出」の筆法を打ち立てた清代屈指の書法理論家で、その影響を受けた書法家は呉煕載・趙之謙など数多い。一般に粘りの強い線質の書が多いが、本作は比較的ゆったりとやさしい仕上がりとなっている。
作品名 | 行書蘇軾題西林壁詩軸 |
ふりがな | ぎょうしょそしょくだいせいりんへきしじく |
作者 | 包世臣 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代中~後期 |
寸法 | 134.8×62.3cm |
目録番号 | 4A-0307 |
釈文 | 横看成嶺側成峰遠近看山 了不同不識廬山真面目只縁 身在此山中 坡公句以王侍中意録之 礼北一兄雅鑑 倦翁包世臣 |
包世臣(1775~1855)、字は慎伯、号は倦翁、安徽涇県の人。碑・帖兼習と気力の充実を説き、「逆入平出」の筆法を打ち立てた清代屈指の書法理論家で、その影響を受けた書法家は呉煕載・趙之謙など数多い。一般に粘りの強い線質の書が多いが、本作は比較的ゆったりとやさしい仕上がりとなっている。