隷書王士正詩軸

れいしょおうしせいしじく
     

桂馥(1736~1805)、字は冬卉(とうき)。号は未谷(みこく)。粛然山外史(しゅくぜんざんがいし)と号しました。山東曲阜の人です。古印の収蔵と古字の研究に功績が大きかったといわれます。著に『説文解字義証』などがあります。

書家・篆刻家としては遺作が少なく、書はほとんどが、この作品のような隷書です。篆刻作品もわずかにしか伝わっていません。本作品も落款に署名はなく「王士正詩」とあるだけで、実は印文も右側は判読できていません。ですが、どっしりとして伸びやかな桂馥の書の特徴がよく表れています。

                                               
作品名隷書王士正詩軸
ふりがなれいしょおうしせいしじく
作者桂馥
国名中国
制作年清時代中期
寸法179.3×50.9cm
目録番号4A-5012
釈文松蛻龍鱗不計年驚心老 隺起松巓扶筇未到希夷 峡先対三峰一夜眠 王士正詩

桂馥(1736~1805)、字は冬卉(とうき)。号は未谷(みこく)。粛然山外史(しゅくぜんざんがいし)と号しました。山東曲阜の人です。古印の収蔵と古字の研究に功績が大きかったといわれます。著に『説文解字義証』などがあります。

書家・篆刻家としては遺作が少なく、書はほとんどが、この作品のような隷書です。篆刻作品もわずかにしか伝わっていません。本作品も落款に署名はなく「王士正詩」とあるだけで、実は印文も右側は判読できていません。ですが、どっしりとして伸びやかな桂馥の書の特徴がよく表れています。

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