行書論書巻

ぎょうしょろんしょかん
     
弘旿(1743~1811)は、清の宗室愛新覚羅氏。「弘」字を冠するので、世代としては、乾隆帝と同じです。字は卓亭、号は恕斎、固山貝子(四等爵)に封ぜられました。詩・書・画ともにすぐれ、この作品は敬斎先生(未詳)所蔵の書巻をめぐって敬斎先生と弘旿が鑑定の議論をかわした顛末を記したものです。写真は冒頭のみですが、本文は2メートルに及ぶ巻物です。清の宗室らしい教養のある書です。(漢字部 資料紹介 2016年1月号)
                                           
作品名行書論書巻
ふりがなぎょうしょろんしょかん
作者弘旿
国名中国
制作年清時代中期
寸法29.1×208.4cm
目録番号巻-書-017
弘旿(1743~1811)は、清の宗室愛新覚羅氏。「弘」字を冠するので、世代としては、乾隆帝と同じです。字は卓亭、号は恕斎、固山貝子(四等爵)に封ぜられました。詩・書・画ともにすぐれ、この作品は敬斎先生(未詳)所蔵の書巻をめぐって敬斎先生と弘旿が鑑定の議論をかわした顛末を記したものです。写真は冒頭のみですが、本文は2メートルに及ぶ巻物です。清の宗室らしい教養のある書です。(漢字部 資料紹介 2016年1月号)

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