淳化閣帖(玉泓館本)

じゅんかかくじょう(ぎょくおうかんぼん)
     

王羲之「適得書帖」淳化閣帖(玉泓館)所収

明の顧従義(1523~1588)による翻刻本。嘉靖45年(1566)成った。藩允亮(はんいんりょう)所蔵の賈似道(かじどう)旧蔵原拓本を借りて底本としたもので、摸刻共に優れた佳帖である。刊行時から好評を博し、受容も多かったため偽刻本が現れたらしく、隆慶2年(1588)からは巻首に五色印を鈐した校勘表が付されるようになった。明代翻刻「淳化閣帖」を代表する名帖として、「藩氏本」、「粛府本」と並び称されている。

                                       
作品名淳化閣帖(玉泓館本)
ふりがなじゅんかかくじょう(ぎょくおうかんぼん)
作者顧従義
国名中国
制作年明時代 嘉靖45年(1566)
目録番号拓帖ー014

王羲之「適得書帖」淳化閣帖(玉泓館)所収

明の顧従義(1523~1588)による翻刻本。嘉靖45年(1566)成った。藩允亮(はんいんりょう)所蔵の賈似道(かじどう)旧蔵原拓本を借りて底本としたもので、摸刻共に優れた佳帖である。刊行時から好評を博し、受容も多かったため偽刻本が現れたらしく、隆慶2年(1588)からは巻首に五色印を鈐した校勘表が付されるようになった。明代翻刻「淳化閣帖」を代表する名帖として、「藩氏本」、「粛府本」と並び称されている。

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