蟹図

かにず
     

婁師白(1918~2010)は名を紹懐・少懐、字を亦鳴といい、十代で著名な芸術家である斉白石の門弟となり、二十五年わたって詩・書・画・篆刻を学んだ。また、大学の美術系を卒業し、解放後は美術学院講師、北京画院美術師をつとめた。その作風は師である斉白石の技法を忠実に受け継いでおり、簡潔さの中に躍動感があらわれている。本作は、水墨の濃淡のみで蟹を活き活きと表現しており、印にも師の影響が色濃く出ている。

                                               
作品名蟹図
ふりがなかにず
作者婁師白
国名中国
制作年現代
寸法83.5×50.4cm
目録番号4b-0698
釈文婁師白作

婁師白(1918~2010)は名を紹懐・少懐、字を亦鳴といい、十代で著名な芸術家である斉白石の門弟となり、二十五年わたって詩・書・画・篆刻を学んだ。また、大学の美術系を卒業し、解放後は美術学院講師、北京画院美術師をつとめた。その作風は師である斉白石の技法を忠実に受け継いでおり、簡潔さの中に躍動感があらわれている。本作は、水墨の濃淡のみで蟹を活き活きと表現しており、印にも師の影響が色濃く出ている。

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