合作琴棋書画図

がっさくきんきしょがず
     

張聿光(1885~1968)・汪琨(1877~1946)・李潤(1884~1947)はともに上海で活躍した画家である。袁天祥・徐暁春・蕭鶴儕は不詳。
本作は、文人の嗜みとされる「琴棋書画」にまつわる画題を、張聿光が白菊の盆栽、汪琨が書と碁石入れ、李潤が琴、袁天祥が壷と茶器、徐暁春が黄菊をそれぞれ描き、蕭鶴儕が跋文を揮毫したもので、恐らく民国初期のものでしょう。当時の上海における画家の交流が垣間見える資料でもあります。

                                               
作品名合作琴棋書画図
ふりがながっさくきんきしょがず
作者蕭鶴儕/張聿光/李潤/袁天祥/汪琨/徐暁春
国名中国
制作年中華民国
寸法137.7×48.8cm
目録番号5b-0389
釈文黄花老圃影横斜几浄窗明陰士家三経 秋客評北苑一庭晴日読南華横琴待月 幽情発啜茗敲棋逸興加供得年華消得 恨草堂鎮日静無譁 逸叟蕭鶴儕題/暁春写黄菊/芳園写硃琴/天祥画韓瓶曼壺/仲山補書巻棋盒/聿光補盆菊

張聿光(1885~1968)・汪琨(1877~1946)・李潤(1884~1947)はともに上海で活躍した画家である。袁天祥・徐暁春・蕭鶴儕は不詳。
本作は、文人の嗜みとされる「琴棋書画」にまつわる画題を、張聿光が白菊の盆栽、汪琨が書と碁石入れ、李潤が琴、袁天祥が壷と茶器、徐暁春が黄菊をそれぞれ描き、蕭鶴儕が跋文を揮毫したもので、恐らく民国初期のものでしょう。当時の上海における画家の交流が垣間見える資料でもあります。

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