姚華(1876~1930)は、字を重光といい、茫父と号した。貴州貴筑の人。金石の考証に明るく、詩書画をよくした。本作は、周時代の青銅器の器形を、拓本のような風合いに筆で描く穎拓(筆拓)の作品。渇筆など多種の筆法を駆使し、実際の器拓ごとくリアルである。
【関連作品】
商父己鼎穎拓
【参考文献】
西上実「姚華の頴拓:拾遺三則」『観峰館紀要』第2号、公益財団法人日本習字教育財団観峰館、2006年
観峰館紀要 第2号
作品名 | 周百乳彝穎拓 |
ふりがな | しゅうひゃくちいえいたく |
作者 | 姚華 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末〜民国 |
寸法 | 67.3×26.4cm |
目録番号 | 4a-5005 |
釈文 | 周百乳彝/此乃秋盦旧蔵之品銘刻於底文一「中〓」字蓋史字耳其篆法㝡古而秀令在匋〓集〓者彔之精品也 范父/此器連足高六寸三分口径七寸一分深五寸正 週身有乳白余枚左右〓獣耳〓下有花紋 |
姚華(1876~1930)は、字を重光といい、茫父と号した。貴州貴筑の人。金石の考証に明るく、詩書画をよくした。本作は、周時代の青銅器の器形を、拓本のような風合いに筆で描く穎拓(筆拓)の作品。渇筆など多種の筆法を駆使し、実際の器拓ごとくリアルである。
【関連作品】
商父己鼎穎拓
【参考文献】
西上実「姚華の頴拓:拾遺三則」『観峰館紀要』第2号、公益財団法人日本習字教育財団観峰館、2006年
観峰館紀要 第2号