袁克文(1890~1931)は字を豹岑、寒雲と号した。河南省項城の人。袁世凱(1859~1916)次子。四書五経を熟読し、書画に精通した他、多くの金石書画、書物等を収蔵し研究した。袁世凱の皇帝即位に反対し、父の怒りを買って上海で売画生活を送った。1931年、天津で病没した。
本作は、七言対句の隷書作品。金石書画の収蔵家であり研究者らしく、金文の筆法も取り入れる。本来は大胆な書風が特徴だが、全体に柔和な雰囲気を醸し出している。
作品名 | 隷書七言対聯 |
ふりがな | れいしょしちごんついれん |
作者 | 袁克文 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 各126.0×30.0cm |
目録番号 | 4A-2459 |
釈文 | 璚林華草聞前語 罨画谿山指後期 克文 |
袁克文(1890~1931)は字を豹岑、寒雲と号した。河南省項城の人。袁世凱(1859~1916)次子。四書五経を熟読し、書画に精通した他、多くの金石書画、書物等を収蔵し研究した。袁世凱の皇帝即位に反対し、父の怒りを買って上海で売画生活を送った。1931年、天津で病没した。
本作は、七言対句の隷書作品。金石書画の収蔵家であり研究者らしく、金文の筆法も取り入れる。本来は大胆な書風が特徴だが、全体に柔和な雰囲気を醸し出している。