陳宝琛(1848~1935)は、字は伯潜、伯泉。号は弢庵と称した。福建省閩州の人。同治7年(1868)の進士。官は太保に至り、宣統帝・愛新覚羅溥儀の太傅(補佐官)を務めた。本書は、彼が影響を受けた黄庭堅(1045~1105)の論書を揮毫したもの。右肩上がりの切れ味鋭い楷書は、陳宝琛の得意とするところである。
作品名 | 楷書黄庭堅論書扇面 |
ふりがな | かいしょこうていけんろんしょせんめん |
作者 | 陳宝琛 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 25.5×26.3cm |
目録番号 | 4a-1766-2 |
釈文 | 王謝承家学 字画皆佳要是其人物 不凡各有風味耳観王濛書 想見其人秀整幾所謂毫髪 無余恨者王荊公嘗自言学 濛書世間有石刻南澗楼詩 似其苗裔但不鮮古人所長 乃尓難到 培之仁兄同年大人正 弟陳宝琛 |
陳宝琛(1848~1935)は、字は伯潜、伯泉。号は弢庵と称した。福建省閩州の人。同治7年(1868)の進士。官は太保に至り、宣統帝・愛新覚羅溥儀の太傅(補佐官)を務めた。本書は、彼が影響を受けた黄庭堅(1045~1105)の論書を揮毫したもの。右肩上がりの切れ味鋭い楷書は、陳宝琛の得意とするところである。