藤下金魚図

とうかきんぎょず
     

金夢石(1869~?)は名を龢といい、字の夢石で通る。江蘇省彭城の人。絵画は人物、花卉、鳥獣を善くし、上海で活躍した。
本作は、紫藤の下に泳ぐ金魚を描く。藤は、蔓を伸ばす様が高位を表す「綬」に譬えられ、出世を象徴し、金魚は「金」の字により黄金や金銭を連想させる。「紫綬」も「金章(=印)」も高位高官の象徴である

                                               
作品名藤下金魚図
ふりがなとうかきんぎょず
作者金夢石
国名中国
制作年清末~民国
寸法38.3×28.2cm
目録番号5a-0456
釈文紫綬 金章 夢石 画

金夢石(1869~?)は名を龢といい、字の夢石で通る。江蘇省彭城の人。絵画は人物、花卉、鳥獣を善くし、上海で活躍した。
本作は、紫藤の下に泳ぐ金魚を描く。藤は、蔓を伸ばす様が高位を表す「綬」に譬えられ、出世を象徴し、金魚は「金」の字により黄金や金銭を連想させる。「紫綬」も「金章(=印)」も高位高官の象徴である

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