合作多福多寿図

がっさくたふくたじゅず
     

鐘馗は、唐の玄宗皇帝の夢に出た悪鬼を食い殺したため、僻邪の神とされる。中国では蝙蝠とともに描かれることが多く、蝙蝠が幸福の象徴であることから、福の神ともされる。手にした桃は長寿の象徴である。

黄淡如(1867~1923)は字を龍驤といい、江蘇無錫の人。鐘馗を描く。程璋(1869~1938)は字を瑶笙といい、安徽の人。蝙蝠を描く。王薀章(生卒年不詳)は経歴等未詳。跋を記す。

                                               
作品名合作多福多寿図
ふりがながっさくたふくたじゅず
作者画:黄淡如/程璋 題:王薀章
国名中国
制作年民国22年(1933)
寸法111.1×45.7cm
目録番号5a-0070
釈文多福多寿 癸酉競渡龍舟之日淡如画鍾進士王西神題/瑶笙写多福

鐘馗は、唐の玄宗皇帝の夢に出た悪鬼を食い殺したため、僻邪の神とされる。中国では蝙蝠とともに描かれることが多く、蝙蝠が幸福の象徴であることから、福の神ともされる。手にした桃は長寿の象徴である。

黄淡如(1867~1923)は字を龍驤といい、江蘇無錫の人。鐘馗を描く。程璋(1869~1938)は字を瑶笙といい、安徽の人。蝙蝠を描く。王薀章(生卒年不詳)は経歴等未詳。跋を記す。

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