凌虚(1919~2019)は字を万頃といい、碧浪野叟と号する。上海の芸術専門学校で国画を学び、また書・篆刻もよくした。その後芸術学校の教授を歴任するとともに、国内各地の展覧会で数々の賞を受けており、作品を収蔵する施設・個人は広く国内外に渡っている。その絵画は、山水・花鳥・人物などいずれも得意とするが、とりわけ金魚は秀逸で、「金魚王」の異名を持つ。本作も、尾ひれを揺らして泳ぎ回る金魚の姿をみごとに描いている。
作品名 | 金魚図 |
ふりがな | きんぎょず |
作者 | 凌虚 |
国名 | 中国 |
制作年 | 1958年 |
寸法 | 69.1×37.0cm |
目録番号 | 5b-0087 |
釈文 | 優哉游哉得其所哉戊戌秋凌虚画 戊戌秋凌虚画 |
凌虚(1919~2019)は字を万頃といい、碧浪野叟と号する。上海の芸術専門学校で国画を学び、また書・篆刻もよくした。その後芸術学校の教授を歴任するとともに、国内各地の展覧会で数々の賞を受けており、作品を収蔵する施設・個人は広く国内外に渡っている。その絵画は、山水・花鳥・人物などいずれも得意とするが、とりわけ金魚は秀逸で、「金魚王」の異名を持つ。本作も、尾ひれを揺らして泳ぎ回る金魚の姿をみごとに描いている。