山水図横披

さんすいずおうひ
     

作者の戴振年(1836?~?)は生卆年が不詳です。清時代後期に揚州・上海などで活躍していたようで、当館には70点もの山水・花鳥画が収蔵されています。
揚州あたりの江南地方の風景を、ゆったりとした横長の画面に展開しています。すこし湾曲させた遠景は、揚子江の岸をより広がりのある風景に見せ、手前の郷村には農作物を獣から守る柵を廻らせて、人の暮らしの豊かさを何気なく表現しています。

                                               
作品名山水図横披
ふりがなさんすいずおうひ
作者戴振年
国名中国
制作年清時代末期 光緒28年(1902)
寸法39.6×73.0cm
目録番号5b-8955
釈文擬半畝山人 長江無尽 図意為 桂寶仁兄 道長壬寅 秋八月公复 白陽子写 于揚州寓堂 之坫華文

作者の戴振年(1836?~?)は生卆年が不詳です。清時代後期に揚州・上海などで活躍していたようで、当館には70点もの山水・花鳥画が収蔵されています。
揚州あたりの江南地方の風景を、ゆったりとした横長の画面に展開しています。すこし湾曲させた遠景は、揚子江の岸をより広がりのある風景に見せ、手前の郷村には農作物を獣から守る柵を廻らせて、人の暮らしの豊かさを何気なく表現しています。

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