張石園(1898~1959)字は克龢。石園と号した。江蘇武進の人。中国画・書法・篆刻に長じ、上海中国画院画師・上海市文史館館員を務めた。著に「石園印存」「張石園画集」がある。端正でさわやかな金文である。題跋にも「甲骨文書法の誤った解釈が多いことを嘆き、羅振玉の筆法をたたえ自らもそれに倣った」ことを記している。
作品名 | 篆書八言対聯 |
ふりがな | てんしょはちごんついれん |
作者 | 張石園 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国38年(1949) |
寸法 | 各131.0×20.5cm |
目録番号 | 4A-1269 |
釈文 | 言行中龢用妥福弐 文史存観亘弘年歳/以柔亳学殷 虚鉄書多流 悪習故羅叔 言以籀文筆 法書之宝先 得我心也 巳丑夏日 石園居士 |
張石園(1898~1959)字は克龢。石園と号した。江蘇武進の人。中国画・書法・篆刻に長じ、上海中国画院画師・上海市文史館館員を務めた。著に「石園印存」「張石園画集」がある。端正でさわやかな金文である。題跋にも「甲骨文書法の誤った解釈が多いことを嘆き、羅振玉の筆法をたたえ自らもそれに倣った」ことを記している。