貴婦人たちが卓を囲み、紙麻雀に興じている様子を描いています。身近な画題や、清末を思わせる服装や髪形、家具類・風俗などの日常生活が描写されていて興味深い。侍女の装いは伝統的な漢族のものです。
顧譲(1857~1931)。字は吉安、青山樵子と号し、室名を瓢飲廬としました。江蘇揚州の人。蓮渓の弟子で、海上派の画家・銭慧安は師であり友でした。山水、人物、花鳥のいずれも精緻に描き。高崟、李野、陳康侯と並んで揚州人物画四家と称されました。
作品名 | 打牌図扇面 |
ふりがな | だはいずせんめん |
作者 | 顧譲 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清末~民国 |
寸法 | 18.1×51.0cm |
目録番号 | 3F-0037-1 |
釈文 | 擬康々山筆意 紹庭仁弟姻大人法正 吉葊顧譲 |
貴婦人たちが卓を囲み、紙麻雀に興じている様子を描いています。身近な画題や、清末を思わせる服装や髪形、家具類・風俗などの日常生活が描写されていて興味深い。侍女の装いは伝統的な漢族のものです。
顧譲(1857~1931)。字は吉安、青山樵子と号し、室名を瓢飲廬としました。江蘇揚州の人。蓮渓の弟子で、海上派の画家・銭慧安は師であり友でした。山水、人物、花鳥のいずれも精緻に描き。高崟、李野、陳康侯と並んで揚州人物画四家と称されました。