紅梅図

こうばいず
     

高野侯(1878~1952)は、字を欣木といい、野侯は号。浙江杭県の人。書は隷書を得意とし、専ら梅画と篆刻で知られる。「梅花を画くこと巧みで、及ぶ者がなかった」といわれる。「梅王閣」と称する書斎に、古今の名人が作る画梅を所蔵し、その数は極めて豊冨であった。称して「五百本画梅精舎」という。中華書局編集局に多年勤め、七十五歳で卆した。

                                               
作品名紅梅図
ふりがなこうばいず
作者高野侯
国名中国
制作年民国20年(1931)
寸法131.7×52.2cm
目録番号4b-0734
釈文清旭散錦〈馬蒙〉丹砂訪葛洪舞階 銜寿酒花蘂亞枝紅 辛未冬日集杜写似 枕琴吾兄六十寿 野侯高時顯作於梅王閣中

高野侯(1878~1952)は、字を欣木といい、野侯は号。浙江杭県の人。書は隷書を得意とし、専ら梅画と篆刻で知られる。「梅花を画くこと巧みで、及ぶ者がなかった」といわれる。「梅王閣」と称する書斎に、古今の名人が作る画梅を所蔵し、その数は極めて豊冨であった。称して「五百本画梅精舎」という。中華書局編集局に多年勤め、七十五歳で卆した。

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